おじさんとの邂逅 in ミュンヘン
(コンテンツの関係上、noteっぽく書いていきます。)
12月の末、私は12日間に及びイタリア→スイス→ドイツを旅行したのだが、中でも印象に残っているのはミュンヘン滞在3日目の出来事だ。
その名も、「おじさんとの邂逅 in ミュンヘン」。
この回は、
- 海外で知らない人について行ったらどうなるか
- いかに「嫌だと思ったらはっきり断ること」が大事か
を知りたい人にとてもおすすめな記事となっております⭐︎
あまりにおバカな内容なのですが、引いたりしないでくださいね⭐︎
もしくは、引いても温かい目で見守ってください⭐︎
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その日は確か、
おしゃれなカフェでドイツっぽい朝食(つまり、チーズとサラミとすっごい密度の重めのパンが入ってるイメージ)を取ったあと、
旧市庁舎でからくり時計が動くのをホットワインを飲みながら鑑賞して、
色んな教会を渡り歩いて写真撮りまくっていた。
そして夕方になり陽が落ち始めた頃、オペラハウスの前で写真を撮っている時、私は一人のおじさんと出会ったのである。
「写真撮ってもらってもいい?」
と聞かれ、私はスリを警戒しつつ写真を撮ってあげた。
写真を撮るのに意識を取られている間に他の仲間のスリにケータイだか財布だかを盗られる可能性も無きにしも非ずなのだ(大学のオリエンテーションでスリのビデオを見せられたのでよく覚えている)。
おじさんは見た目40~50台、私より少し低いくらいの身長で、恰幅の良さげな人だった。
写真を撮ったあと、彼は自分がイタリア人であること、来年日本に旅行しようとしていることなどを教えてくれた。
「だから、日本人の友達をたくさん作ろうと思ってるんだよね!」
「今日も、AirBnBで自分の住んでる地域を紹介するための写真を撮ってるんだ」
そして、
「よかったらあそこの〇〇(なんか有名な観光施設とか美術館)を案内しようか??」
と申し出てくれた。
「知らない人にはついて行ってはいけない」というのは常識だけど、
警戒心の異常に薄いおかかという人間は、
「案内してもらえるんならラッキーじゃね?人通りも多いし誘拐とかもなさそう」
という案直な考えのもと、ついていくことにした。
それに、英語うまいねだとか褒めてくれたり日本人の知り合いができて嬉しいだとか、この前も日本人の大学生集団と会って話したんだよとか聞いたのも、ある程度心を許してしまった要因の一つだと思う。
おだてられて気を許すとは、、、軽い人間である。
豆知識を教えてもらったり写真を撮ってもらえたり、確かに楽しい時間を過ごせて、うわ〜いい人だな〜と思っていた。
おめでたいやつだ。
雲行きが怪しくなってきたのは日も暮れてきて、目当てだった美術館に行く時間もなく疲れてきた頃だった。
「僕の家に美味しいティラミスがあるから、食べに行こう」
おっと???
この時点で、ついて行ったら危ないだろうなとはわかっていたけどなぜかおかかはついていくことにした。
きっと、歩きすぎてあまりにも疲れていて脳の理性を司る部分が活動をボイコットしてたんだと思う。
あとは、食べに行かない?と言う聞き方じゃなくて「食べよう」とさも決定事項かのように言うのも断りづらかった。
言い訳ですね、すみません。
彼の家は大きなアパートといった感じで、エントランスに入るときはもしもの時の逃走経路を確認していた。今となっては、「そんなことしても本当に緊急事態の時は意味ないんじゃね」とわかってるけど。
そして、部屋に入ったあとスマホの充電をさせてもらったりしてると、おじさんがティラミスと一緒に自分のアルバムだかを持ってきて、今までの思い出の写真を見せてくれた。
聞いてる分にはほのぼの異文化交流〜って感じだけど、その時の私は「なぜこんなところに来てしまったんだろう」という後悔と、「いつ帰れるかな…!!!」という不安でいっぱいだった。
でも出されたティラミスとRadler(レモンスカッシュが入ったビールで超飲みやすい)は完食した。
「出された食べ物は食べきる」がモットーだから仕方ない。
おめでたいやつだ。(2回目)
ティラミスは見るからにスーパーとかで売ってるファミリーサイズで、4分の1ほどすでにおじさんが食べていた。
食べさしかい!!!!!!!
あの人直で食べたりしてないだろうな??食べてたらほんと最悪だな…。
それに、あの食べ物に薬とかが入ってたら私今頃死んでる可能性もあるんじゃね。
まあ終わったことはしゃーない。読者の皆さんは私をぜひ反面教師にしてください。
そのうち、ミュージックビデオがずっと流れていたテレビからクリスマスソングが流れてきた。確か、Last Chiristmasとかすっごいベタな歌だった気がする。
そこで彼が一言。
「踊ろうよ!」
(・ω・`)≡(´・ω・) んんん? What do you mean?
と思ってたら私は立たされていつの間にかハグされていた!!!!!
そして音楽に乗って緩やかにステップを繰り出すおじさん。
首もとに相手の息がかかったのを感じた時、私は宇宙を見た。
全ての感情を突き破って、とりあえずここから逃げたいという気持ちで埋め尽くされる。
(このせいでムーディーなクリスマスソングは私にとって軽いトラウマになった。)
なんとかやんわりやめてもらうと、まさかの発言が飛び出す。
「泊まって行きなよ???」というのである。
ありえねえ。
それはやばい。
いかに頭のゆるゆるな私でも身の危険を感じる。(遅い)
ハグだのダンスだのをする前、明日の朝旧市庁舎の展望台の観光案内するよと言ってもらっていたのだが、
「僕が明日の朝起きられるかわからないし、ここで君が泊まって行った方が一緒に現地まで行けて効率的じゃん」
ということでこの発言が飛び出した。
知らねえよ。
来なかったら来なかったで一人で楽しむわ。
そう言い捨てておかかは部屋から飛び出した!!!
という妄想はできても行動には移せない、それが私という人間なのだ。(悲しい)
ちゃんと断っても、不死鳥のごとき生命力でもって折れない。
これがイタリア人なのか?(イタリア人に失礼)
そこでまた爆弾発言。
「同じ部屋で寝るって言っても別にセックスをするわけじゃもちろんないよ、なんなら僕は別の部屋で寝るよ」
もう半泣きである。
安心させようと思っての発言なのか?
逆効果だよ!!!怖いよ!!!!
さらにおじさんは
「君が自分がシャイだって言うから誘ってあげてるんだよ、こんなのヨーロッパじゃ普通だよ」
と追撃してくる。
こんなこと言われたら、
私は確かにシャイだと言ったけれど別にヨーロッパスタイルを教えてくれなんて言ってないぞ!!!!!
と思いつつ、
私の英語がダメで伝えられてなかったのか?
…言ってないよね…?
え、私の英語のせい…?
と、自信もなくなってくる。
そして、
ここでOKしたら人間的に成長できるのだろうか?
これがコンフォートゾーンを抜け出すときなのか??
と無駄な成長意欲も出てくる。(馬鹿)
そして私はとうとう丸め込まれてしまった。(すっごい馬鹿)
ホステルに荷物取りに行ってくると言うと、じゃあ送っていくよ、40分後くらいに迎えにくるから!とホステルまで送ってくれた。
じゃあ本当におかかはおじさん宅で一夜を明かしたのかって言うとそうではない。
ここで私を救ってくれたのはInstagramだった。
ストーリーに顛末をシェアすると、同じくSOASに留学している友人が、
「絶対やめた方がいい」
「そんなの普通じゃない」
「知らない人を家に泊めたがる人間なんてヨーロッパでもいねえよ」
と言うめちゃくちゃまともなことを電話までして伝えてくれて、
私はやっと変な強迫観念から解き放たれた。
自分の「普通」だと思ってることでも、環境によっては簡単に見失う。特に私は注意しないと簡単に丸め込まれてしまうTop of ちょろい族の村長並みのちょろさの持ち主なんだなと気づいた。
友達の言葉は一気に客観的な視点をもたらしてくれて、丁寧にWhat's upでお断りのメッセージを送り、この出来事はここで終結を迎える。
このエピソードは私の中で「おじさんとの邂逅 in ミュンヘン」と命名されて、
ブログに書くのが楽しみで昨日は夜寝付けなかった。(やらかしは自ら喋ってウケを狙うタイプ。)
今でもわからないのは、このおじさんは本当に優しい人で泊めてくれようとしたのか、それとも…??ということである。
もし前者なら私は彼をホステルまで送らせた上でメッセージアプリで申し出を断るという超嫌なことをしてしまった人間だ。
でも終わってしまったのはしょーがない。次はもう二度とこんなことが内容に心に誓うだけだ。
皆さんも、一人で知らない人について行ったり、家に入ったり、ご飯食べたりお酒飲んだりしないようにしましょうね。
(当たり前だけどね。)
4:00PM 24th January 2020 Friday SOAS Libraryにて
あけましておめでとうございました!!!
タイトルでも言いましたけど…
あけましておめでとうございました!!!
あっという間に年が明けて3週間余りが経とうとしています。新しいタームが始まり、留学期間も残り半年を切りました。
せっかく冬の食い倒れ旅行も1日ずつ振り返りをブログに載せていこうと思っていたのに、結局3日目をまとめてる最中に匙を投げました。
本当に楽しい旅行は、夜に日記書く気力がなくなるくらい疲れるし、翌日の旅行プラン考えないといけないから書いてる暇がそもそもない!
ってことにようやく気がついた…。
でも、楽しいことはたくさんあったので、総集編ってことで別の記事にまとめて振り返ろうと思います。
今日は、年が明けてからのあれこれを振り返ります。
エッセイやべえ。
冬の旅行から帰ってきて私は死ぬ気で二つのエッセイを書き上げました。(一つは3日も提出が遅れてしまった…。もうこんなにギリギリで書くことがないようにしたい。。。)
2000~3000wordsのエッセイは(クオリティを抜きにして)頑張れば1週間でかけるけど、それが二つになるとやる気も集中力も続かない。
4月にはグループプレゼン→3000wordsエッセイ→3000wordsエッセイが1週間おきに提出期限が設定されてるので、今のうちからどういう配分で書いていくか考えておきます。
あとは、授業中に「あ、今日のテーマでエッセイ書こう!」て目星をつけておくこと。
一つの授業ごとにトピックとエッセイテーマがあって、ターム末はその中から選んでエッセイを書くことになります。
普段のreadingから意識しとくとエッセイ書く時の心理的負担がかなり違うんじゃないかなと。
Happy New Year 花火大会 in London
毎年正月に、テムズ川のロンドンアイで花火大会があります。
真正面から見たかったら9月か10月に販売が開始されるチケットを買わないと有料観覧エリアには入れないのですが、全然知りませんでした。笑
来年ロンドンに来る予定の人はぜひ要チェック!!!
いろんなブログを読み漁り、Waterloo Millennium Green park が穴場らしいぞってことで20時くらい?に家を出て、近くのマクドナルドでビッグマックを買って、場所取りに行きました。他には、トラファルガースクエアあたりが人気らしいですね。
この公園は小高い丘?みたいになっていて、中で見れたら花火が見やすいだろうな〜って思っていたのですが。
施錠されていて入れなかったので立ち見でした。入れへんのかい!笑
(現地の人は平気で公園の中に侵入して見てました。笑)
このロンドンの花火、見えやすいところはことごとく有料観覧エリアに指定されているので、無料観覧できるところはめちゃくちゃ混みます。
あらかじめ調べたり、早めに行って場所取りしといた方がいいと思います。
さて、9時ごろからスタンバイしているガチ勢な私と友人はめちゃくちゃ寒い中、リズムゲームをしたりオセロしたりして時間をつぶしてました。
そして花火。
この花火、YouTubeでBBCがLIVE中継してくれるので現地に行かなくても楽しめるっちゃ楽しめるんですけど、やっぱり見に行ってよかったなって思います。(帰ってからYouTubeでもう一回見た。笑)
新たな年を迎えたぜ!!みんなおめでとう!!ていう気持ちになれて楽しかったな。
たった15分くらいなんですけどね!!!みじか!!!
そして帰り道。交通規制がされているのでバスも電車もなんも動いておらず、友達と20〜30分歩いて寮に戻りました。笑
だから、花火を見にいくときは交通機関が使えなくなった時のことも考慮して、観覧場所から自分の家にちゃんと歩いて帰れるかどうか考えた上で場所決めしてくださいね!!!
1月1日には市内で盛大なパレードがあったらしいですけど、私は思いっきり昼まで寝てしまったので行けませんでした。笑
Lazy極めてました。ははは。
お正月はそんな感じでした。
SNSとゲームを断つ!
Instagram、みなさん使ってますか?
私は留学にいくのに合わせて使うようになりました。特に旅行中とか、「こんなに楽しいことしてるぜ自分!」という嬉しさと自慢と優越感120%で使ってます。
ただこの前YouTubeでメンタリストDaiGoさんの動画でやめるべきアプリの中に挙げられていて、自分のSNS環境を改めて振り返ることに。
よく考えたらInstagram見てる時の自分ってすごくネガティヴな気がする。
誰かのキラキラしてるのと自分の暮らしを比べたり、
日本のみんな就活してるやばいとか不安に駆られたり、
意味もなくアプリ開いたり。
私は特に自分と他人と比べて自傷行為を繰り返すタイプだから、SNSのデメリットを120%活かせちゃう人間です。
あとはソーシャルゲーム。
別に2次元が悪いとかそうは思わないけど(なぜなら人生に潤いをもたらしてくれる瞬間が確かに存在するから)、
それロンドンにいなくてもできるくね!!???
とようやく我に返るおかか20歳。(遅い)
というわけで、
・Instagram等LINE/messenger/what's up以外のSNS類
・漫画読み放題系のアプリ
・リズムゲーム(一瞬ハマり始めていた)
類を削除して、ちゃんと12時までには就寝して7時台に起きて、2日前から走り始めました。(まだ今日で3日目。笑)
気分全然違う。
意味もないポジティヴが続くこの不思議。
なんか色々なんとかなる気がしてきた今日この頃です。
というわけで2020年も頑張っていきましょう。
あでぃおす!!!!
4:15PM 23rd January 2020 Thursday SOAS libraryにて
冬の食い倒れ旅行2日目〜ミラノへ〜
どうもおかかです。
名残惜しいですが、ヴェネチアを去る時がきました〜
前日に3時間しか寝ておらず歩き回ったので、とことん寝てやろう!と10時まで爆睡したら、起きた時同じ部屋に泊まってた二人はもうチェックアウトしてました。笑
本日のお品書き
最後の観光
ミラノに行く電車は14時57分出発だったのでまだまだ時間がある。というわけで、前日回れなかった観光スポットまで歩くことに。
11:00AM アッカデミーア橋
唯一の木造橋。木造だとちょっと日本に近くなる感じがする?
ここからの景色が有名みたい。
この近くのアカデミア美術館にダヴィンチのウィトルウィウス的人体図があると聞いてそれだけでも見ようと行ってみましたが、特別な時にしか公開していないとのことで諦めました…。
11:30AM バチーノ・オルセオロあたりを散策
ここら辺はゴンドラ乗り場らしいです。80ユーロもするので乗りませんでした。笑
誰かと一緒に乗って割り勘でもいいなって思いましたが、まず声をかけられそうな人もおらず断念。
12:00PM ティラミス!!!! I Tre Mercanti
ここのティラミスがバリうまらしいとのことでわざわざ15分くらい歩いて到着!!!
ヴェネツィアではジェラートもティラミスもパスタも魚介もスプリッツも、食べたかったものは全部食べられて大満足でした。
街が小さいから、1日しか滞在してなくても主要な感想スポットを徒歩で回れてしまうのもいいなって思います。
激安!体感2分間のゴンドラ
観光客向けのゴンドラは一人で乗るにはめちゃ高いので、地元民が河岸から反対の岸に移動するために使うゴンドラに乗ることにしました。ひと乗りたったの2ユーロ!
みんな立って乗りますが、意外に揺れて普通に怖い。笑
他のお客さんを見習って進行方向を向いて仁王立ちをすると安定しました。
エルベリア広場
ゴンドラでSanta Sofia駅から反対の川岸に移ると、昨日はアクアアルタで出店してなかった店がたくさん出てる〜!
1:00PM ラストボンゴレ
昨日と同じレストランで再度ボンゴレ。幸せ…。
2:57PM ミラノへ!
サンタルチア駅からミラノ行きの電車が出ています。
だいたい18ユーロとかだったかな?
電車が来たぞ
調べていた通り、イタリアには改札口なんてもんはありませんでした。駅から入ってちょっと歩いたらすぐプラットホームが見えてきます。
じゃあチケットどうすんねん!て感じですが、車内で職員さんが回ってきた時にプリントアウトしてきたチケットを見せるか、ケータイのアプリにダウンロードしておいたものを見せたら大丈夫です。
私はOmioというサイトのアプリをダウンロードしてそこに全てチケットを用意してます。紙媒体じゃないとダメな時もあるみたい。要注意ですね。
ヴェネツィアで乗った時はガラッガラでしたが、乗っているうちにお客さんも増えていきました。
昼寝したりして過ごしてました。Wi-Fiもつながります!
5:25PM ミラノ中央駅に到着!
ミラノはヴェネツィアよりも客引きやスリが多いと思っていたのでピリピリして歩いていましたが、全然そんなことはなくて拍子抜けしました。
宿まで20分くらいテクテク歩くと、宿に着いたので、荷物を置いて晩御飯へ。
8:00PM PIZZA~~~~
近くのピザ屋さん。これで6ユーロくらい。ミディアムサイズだけどかなり大きく感じる。
そして…美味しい。
耳の部分は香ばしくてふわふわモッチモチしていて、チーズがすっごく美味しい。全てがうまい。いと旨し。
私の人生やりたいことリストに「イタリアでめちゃくちゃ美味しいピッツァとパスタを食べる」て項目があったのですが、一気に叶えてしまってる気がします。美味しかった…。
そして奥のレモンソーダも地味にめっちゃ美味しかった。徳島のすだちジュースが大好きなのですが、あれに近いものを感じた。
有言実行、食い倒れております。
6:20 AM 19th December ミラノのホステルにて
時間の都合上、今は一昨日の日記を書いていることになります。
今日はこれからスイスです。チーズ!!!ラクレット!!!フォンデュ!!!
冬の食い倒れ旅行1日目〜ボンゴレビアンコ最高かよの巻〜
Ciao!
冬のひとり旅中のおかかです。ロンドンに来たからにはヨーロッパの他の国にも行かなきゃでしょ!ってわけで昨日からイタリアにいます。
旅日記だと思ってご覧ください。
Veniceに、、、来たぞ〜〜〜!!!
7時から11時くらいにかけて飛行機でマルコ・ポーロ空港に移動した後、バスでヴェネチア市内に移動。
サンタルチア駅目の前の橋からの景色はめっちゃ綺麗で、写真を撮るのも忘れて立ち尽くしてしまいました。
お昼の観光
まずは腹ごしらえ。
ただ悲しきかな、私はこの日が生理1日目(予想より遅れてやってきたのです…!!!このやろう。)で腹に鈍痛を抱えていたので、ちょっとこの冷たさはこたえました。ジェラート食べたかったのでまあいいんですけど!!!!美味しかった!!!!
街を行くと、あちこちで高い歩道ができています。冬はアクアアルタといって水面が高くなる現象が起きるため、レインブーツを履いている人も。
そして、ブーツを守る簡易ブーツ?も売られていました。
10ユーロって高くない?と思いながら買いましたけど(しかもどうみても使用済み)、売ってる人はどうみても移民の人たちっぽいし、使えるものはリユースしないともったいないし買いました。
穴が空いてるのもあったので、買うときは要注意です。マジで。
そして元々の価格は8ユーロと書かれていたので(買った時は気がつかなかった)、値切ればよかったな〜と後悔。
仕方がないので何かあったかいものでも食べようとこちらのバーカロへ。
ランチ〜Cà D'Oro alla Vedova〜
ここは来る前から調べていたバーカロ。とにかく古くて雰囲気よくてうまいっとのことだったので来ました。(安直)
なんとなくイカ墨のパスタを選んだけど、今調べるとそれが一番のおすすめだったらしく、過去の自分のチョイスの素晴らしさに感動。
美味しい。
んだけど、人生においてまずイカ墨のパスタを食べたことがない(わんちゃんサイゼリアとかで食べてるかも)私は、これがどのくらいすごく美味しいのか分からない。
とりあえず、良い時間を過ごしました。
サン・マルコ寺院
この頃になるとめちゃ重いリュックサックで肩の疲労が限界に近づいていました。
今回の私はナップザック一つで旅行中。サン・マルコ寺院に入る前に荷物を預けて(預けないと入れない)、中を見学。
中も天井や壁が金ピカか重厚な絵がどーんって感じでしたが、展示には行かずに出ました。お金かかるし、まあいいかと。
ドゥカーレ宮殿
宮殿外の写真は撮り忘れてました。笑
中にはお金を払って入場します。25ユーロくらいが、学生証を見せるとなんと約12ユーロに!!!
ヨーロッパ旅行に学生証は必携です。
特にすごかったのはこの絵画。めちゃくちゃ広い部屋の壁や天井、あらゆる場所にこれでもかってくらいに絵が描かれていて、うわ〜〜〜って感じでした。
そして人が少ない。
オフシーズン+夕方の日が沈みかけの時間帯+平日=めちゃくちゃ人おらん。
ゆーっくり堪能できました。
ちなみに私はこの宮殿内の椅子で30分ほど昼寝しました。笑
睡眠不足と疲れと生理痛相まって、デバイスの強制終了よろしく気絶。
夜ご飯!!!うまい!!!
昼寝もしたし絵画パワーをもらって元気も出たので、すっかり暗くなってきたヴェネチアの街を眺めつつ本日の宿へ向かいます。
一泊22ユーロ、ロッカーもあったしいいホステルでした。
荷物を置いて身軽になったら、本日のご飯へ!!食い倒れ旅行としてはこれが一番の目的と言っても過言ではありません。
ディナー〜Trattoria Alle Lance〜
こちらのレストランで、15ユーロで2皿+サラダが食べれるTourist menuがあるとのことで行ってきました。
う、うまい…!!!
このボンゴレビアンコとスプリッツがもうおいしすぎて、やば、イタリアなめてたわ…!!!てなりました。
私は今までボンゴレビアンコなんて食べたことありませんが、間違いなくこれから食べるであろうボンゴレビアンコの中でトップのボンゴレビアンコになるだろうなと思いました。
私のボンゴレビアンコ界の王者、キングです。
スプリッツは甘くて、ほんのり苦くて、めちゃくちゃ美味しい。
アルコール度数がもうちょい低かったらもう一杯いただきたいレベル。
この組み合わせは次の日ヴェネチアを出る前にも食べました。笑
このサラダも美味しかった…!
最&高。
思い出しただけでまた行きたくなる。
これで、これに水合わせて22ユーロくらい。
ほろ酔いで宿に帰りました。
帰宅〜UNO大会〜
宿に帰ってシャワーを浴びた後、スタッフの人がUNOに誘ってくれ、他の客やスタッフとUNO大会に。
日本の時とは違うルールがあって不思議でした。
そして、言語や国籍の違う人たちでもこんなに楽しめるUNOって偉大。
3時間くらい遊んでました。
幸せだったなあ。
遊んでる途中、あれ、私は誰でなんでここにいるんだっけ、って感じる不思議な感覚がありました。
就活やレポート、勉強、バイト、サークル、友達、家族…何も考えずにただその場で知り合った名前も知らない人たちとUNOする。
日常から切り離された、夢みたいな時間でした。
最高の年末を過ごしてるなあ、自分。
18 December 00:55 AM ミラノのホステルのベッドにて
早く書かないと記憶が薄れていっちゃう〜〜
冬の食い倒れひとり旅〜出発前の夜は更けていく〜
今日からここは交換留学Diaryではありません。
おかかの冬の食い倒れひとり旅Diaryです。
ついに、「旅行」カテゴリーの記事が増えていく…!!!
人生初のひとり旅の様子をここに記していきます。
旅程はこちら!
今回の旅行の日程は以下の通り。
16日 7時の便でイタリア/ヴェネチアへGO
17日 電車でミラノへGO
19日 電車でスイス/チューリッヒへGO
23日 電車で友達のお家へGO→クリスマスを過ごす
26日 ミュンヘンに戻って最後の晩餐
27日 Fly back to London
です。
ちなみに今は16日の深夜4時。
早朝の便なので、15日の22時30分のバスに乗ってガトウィック空港に早乗りして…
レポート書いてました。
出来なんてどうでもいいんです(よく無い)。
終わったという事実が素晴らしい。
ガトウィック空港までの道のり
ガトウィック空港までは電車もあるんですが、電車が到着するのは南ターミナルまでで、北ターミナルはバスしか行かないらしいぜという話を聞き(結局本当かどうかは自信ない)、バスで直接向かうことに。
普通のバスなら10ポンドとかそれ以上取られるのに、EasyBusならなんと…
1.99ポンド!!!
やっす!!!!(◎_◎;)
あまりの安さにめちゃくちゃ座席が汚いのかな?とか怪しんでいましたが、バスの中もめちゃくちゃ綺麗だし座席もでかい。なんなら日本の夜行バスより広い。
乗客は全然おらず(多分時間がめちゃ遅いから)、車内はガラガラで、
こんなに安い運賃でVictoria stationから空港まで1時間半運転してくれてありがとうと心の中で合掌です。
ただ、予約メールには「必ず予約票はプリントアウトしてね」などと書いてあったりするので、指示を忘れないようにしておきましょう。(でも私はプリントアウトしたのにチェックされなかった不思議( ̄□ ̄;))
皆さんも、バスは1〜2週間前から調べて安いのを調べてみてくださいね。
4:30AM 16th December 2019 Gatwick Airport North terminal 内のCOSTAにて
寝たいけど、搭乗は6時…すぐやん。
最近の授業の雰囲気〜Essayに追われる学生たち〜
こんに〜ちわ〜
今日、授業のチュートリアル(少人数制の、講義の定着度を高めるための授業)で「2,000wordsのエッセイのうちどこまで終わった?」というチューターの質問に対し、
私以外の学生3人ともが「もう終わってて提出した」「もう書いたけど見直してる」と返答していて「うおおおおまじやべえええ」ってなったおかかです。
(ちなみに締め切りは来週月曜日、今日は木曜日。)
私は今500wordsです。
日曜日の23時には空港行きのバスに乗らないといけないので(そう、クリスマスひとり旅!!!!)、なる早で仕上げなければいけない!!!!
というわけで、今日は最近のSOASの授業風景について紹介したいと思います!
みんなどこまでReadingやってるの?
各授業では、10〜30ページほどのreadingが2〜3本課されます。
最初の4週くらいは頑張って読み切ろうとしたり、読めなくてもConclusionだけは目を通してたんですが、最近の私はエッセイがあったりすると何も読まずに行ったりすることもあります(そして授業がわからず後悔する)。
でも、周りのSOAS生も全部完璧に読み切ってるってわけじゃないみたいです。1本は読んできてあとはサーっと飛ばし読み、とか、全然読んでないよ〜とか、人それぞれ。
じゃあいいんじゃね?とか思っちゃいますけど、1年生向けの授業のTutorialの先生は、「学校入学して1~2年はめちゃくちゃ勉強してReadingしておいたほうが、3年生以降のReadingが楽になるよ、だから読もう!」って言ってました。
いま上回生になって飛ばし読みして授業についていけている人は新入生の時に頑張ってReadingしていた人なんだろな〜とか思います。(そうじゃない人もいるだろうけども)
ちょっと脱線:Readingのメモ
ReadingはできればLecture前、Tutorial前には必ず読んでおいたほうがいい(しかし読んでいない人間も若干一名ここに存在する)参考文献です。
ただ読んでも忘れちゃうので、メモを書いたりして残しておくと便利ですが…私はメモを残しても発言できないってことがよくありました。というのも、〜〜って書いてあった、で、自分はどう思ったか?が欠けていたからなんだろうなって思います。
自分の意見が無いと、ただ作者の言ってることを読み取るだけになってしまう。Tutorialで求められるのは、私はでもこう思ったんですよ〜ってことを伝える力なんだろうなって思います。
そしてそのレベルはどんなに低くても大丈夫。
なぜなら皆学生だから!!!
間違えていこう!!(自分に言い聞かせてる)
一気に出席数が少なくなるTerm末
SOASの学生たちはめちゃくちゃ優秀!真面目!って先入観を抱いていたのですが、この期末のエッセイ提出間近になると一気に出席率が下がります。中には、最後の授業の出席者が最初の回の2分の1、もしくは3分の1くらいだった時もありました。
皆実家に帰ったり旅行したりエッセイ書いたりエッセイ書いたり、忙しいんですね。
かくいう私もエッセイ書くためにTutorialをずる休みしたりしました…
でも、こういう時こそ出席しておいたほうが間違いなく先生からのイメージはいいだろうし、何より1ターム全10回しかない授業を切るってめちゃくちゃ勿体無いよな…
来学期は無くしたい。無くそう。
Study Smart, Play Hard!
この標語は本当に大事だなって思います。
一回一回の授業で神経尖らせて、「あっこれエッセイで使えそうだな」とか考えておくと、後々課題の提出も楽だし、短期間集中して勉強して空いた時間でロンドンの文化を楽しむって生活が…したい。
12th December 2019 SOAS Library にて
12日になってますが、途中から16日の月曜日に書いてます。
今から旅行です!次回からは旅行記ですね。
最近の個人的ニュース
こんにちは。
前回の更新から2週間近く経ってしまいました、おかかです。
というのも、term1も佳境に入りエッセイに追われているからです。
授業も欠席者が目立つようになってきました…皆エッセイ頑張ろう!そして冬休みを謳歌するんだ!!!
今日は個人的ニュースをつらつらと並べていこうと思います。
SOASタンブラーをゲット
SOASにはオリジナル商品があります。日本の大学にもありますよね、Tシャツとかシャーペンとか。私は一回も神戸大学のグッズを買おうと思ったことありませんけど。
それでも、SOASでは買いたいって思うのは何故なんでしょう。
英語でおしゃれに見えるから?
1年しかいないから?
一番大きな理由は、SOASの風土が素敵で、自分がここにいられることが嬉しいから何だろうなって思います。
というわけで私もここでブルゾン?とタンブラーをゲットしました。
売店でコーヒー購入
SOASの売店では自分のタンブラーにコーヒーやカフェラテを淹れることができます。
紙カップ付きなら+35pなので、飲む頻度が高い人はマイタンブラーを持っていった方がお得だしエコですね。
何と言っても、大きなタンブラーにいっぱい入れても値段が同じなことがめちゃ嬉しい。
コーヒーが出てくるノズルの位置が上下に移動できるので、大きなタンブラーでもいっぱいまで入れられます。タンブラーの大きさによって入る量変わってると感じるのは気のせいなのかな???
まあ毎日買うわけにいかないので、私の場合はティーバッグだけ持参してStudent Unionにある水が出てくるところでお湯を入れて紅茶飲んでます。ただなので。
熱湯が出てくる給水器なんて日本では危ないからなかなかないんじゃなかろうか。便利でよろしい。
みんな基本的に水筒を持ち歩いてて、給水器で水入れてます。物価が高いロンドンで飲料水を買うのはコストだし、何よりペットボトルを使うのは環境に悪いしね。
Student Unionっていうのは神戸大学でいうラーニングコモンズみたいなもんです。
生徒がいつでもおしゃべりしたり何かミーティングしたりに使える場所。SOASではバーも付いててお酒が飲めます。
普通に昼間からビール飲んでたりします。自由だ〜
SOASでのプロテスト〜SAVE SOAS GREEN〜
今日授業が終わって中庭を見ると、「SAVE SOAS GREEN」の文字が。
あと、なんか焚き火してます。
興味本位で話を聞いてみると、
「ロンドン大学がSOASのMain building目の前の中庭を売却して建物が建つらしい」と昨日お知らせがあり、それに対しSOASでいう生徒会みたいな組織が緊急ミーティングを行い、抗議活動を始めたとのこと。
この中庭は芝生で覆われていて新歓期にはバーベキューしたり、夏には座ってご飯を食べたりしているので確かに無くなってしまうのは悲しい。
応援したいな〜と思っていたら1時間後SOASメールで「学校側は売却をキャンセルしました」とのお知らせが。
生徒側の行動も早いし、学校側の対応も早くて驚き。
あと、目に見える活動をすることで社会は変えられるという身近な例になりました。
冬の旅行計画決定の巻
つ、い、に!!!冬の旅行計画が決定しました!!!
もともと私が行きたかった場所はイスラエルなのですが、11月初めにガザ地区との間での戦闘が激しくなっているとのニュースと、宗教的な日(クリスマス)にわざわざ行くのはリスキーなので泣く泣くキャンセル(キャンセル料がトータル2万円で済んだのはラッキーだったと思っておく)。
結局、
イタリア(ヴェネチア1泊・ミラノ2泊)
↓
スイス(チューリッヒ1泊)
↓
ドイツ(ミュンヘン3泊・友達のおうち3泊でクリスマス)
と、約12日間に及ぶ一人旅行でファイナルアンサーしました。
これは逐一ブログも書いていこうと思うので、その期間だけこの交換留学Diaryは3カ国ひとり旅Diaryへと変貌することでしょう。
嬉しかったのは、うちくる?と友達に言ってもらえたこと!
ヨーロッパのご家庭のクリスマスとか憧れでしかなかったのですが、家族にとって大事な日だし、「クリスマスに家に泊めてくれませんか!」とはよう言えへんわ…と思っていたのです。
ありがとう、言葉にできないくらいありがとう。
道中チーズとかをお土産に買っていこうと思います。
とりあえずこの旅行を楽しむためには今書いてるエッセイをなる早で終わらせないといけないので集中します。(と言いながら、「チューリッヒ ラクレット」とかで検索してレストランを探すのをやめられない。夢にまで出てきた。)
悲しいニュース
一昨日、エッセイに疲れてYouTubeを見ていると、ニュースで日本人医師の中村哲さんがアフガニスタンで亡くなったというのを知りました。
高校生の時にドキュメンタリーを見てからかっこいいなと思っていた人で、彼の
「お腹がちゃんと膨れて安心な生活が送れたら争いは無くなる」
という言葉はずっと覚えています。
平和が訪れるまでアフガンで活動を続けていくのだろうなと思っていたから、突然の死はあまりに衝撃的でした。
と同時に、
私はもし彼が生きていたら過ごしていたであろう時間と同じくらい密で濃い時間を過ごせているのかな?
とも思いました。
最近ロンドンの生活に慣れてきて、達成感やドキドキの薄まった時間を過ごしているなと思います。
毎日生きる人もいれば亡くなる人もいる中で、自分は生きている人としての義務(自分の人生を最大限楽しむこと、悔いなく生きること)を果たせていない気がする。
そんなことを思いました。
5th December 5:40pm SOAS Libraryにて
今日中に1,000wordsのbook review(課題本の批評みたいなもの)を終わらせるまで帰れまテン。