いよいよロンドンにもコロナの暗雲が立ち込める…の巻
タイトルの通り、先週からいきなりロンドンもコロナウイルス騒動が大きくなってきた気がする。
いきなりで驚いた。それまでロンドンの人々はマスクもつけないし、パニックを感じる出来事は私の身の回りでは起きていなかったから。
近所のTESCOの売り切れ続出
13日の金曜日に(あ、13日の金曜日だったんだ!って今気づいた。ホラーの日だ。)近所のTESCOに向かったのだけれど、、、
めちゃくちゃ売り切れとる!!!( ゚д゚)
まず店内に入って目につくのがパスタの棚なんだけど、、、
赤い紙には、16日月曜日に入荷されますとの文字。
さらに進むと乾物やすぐに食べられるレトルトとかの棚があるけれど…
いや見事に売り切れております!!!!
瓶詰めのソースとかはまだ残ってるけど、トマト缶も無くなってた…すごく使い勝手いいから困るなあと思いつつ、もしやと思って缶詰売り場へ。
めっちゃ売れとる。。。
パンを買いたかったので慌てて売り場に向かったけれど、パンや野菜、肉類は普通に残っていた。保存できるものがめちゃくちゃ売れてるみたいだ。
みんな自宅に引き籠ることになっても大丈夫なように資源を溜め込んでるのだろう。
そして極め付けにペーパー類。
トイレットペーパー、キッチンペーパー、ティッシュペーパー、、、柔らかい紙製品は全て売り切れている。
何で人ってトイレットペーパーをまず買おうとするんだろう。
16日にまた入荷されるみたい。
パニックは伝染する
怖いのは、私もこんなに売れてるのを見たら、「買っといた方がいいのかな…」って思ってしまうこと。
トイレットペーパーはつい最近買い足したばかりだったからもういらないのに、もし残り少なくなっていたら絶対買っていた自信がある。
好きなミュージカル俳優さんが、スーパー開店の最初の数時間をお年寄りとか若者以外を優先させて、必要なものが必要とする人に行き渡るようにしようって言ってたけれど、そういう譲り合いって大切だなって思う。
冷静さを見失わないようにしないと。
え、、、帰るんですか。。。
SOASはストライキ明け、来週から授業の予定だったけれど、今日メールで何個かの授業がオンライン開講になるというお知らせが来た。さらに、テストもオンラインになるみたい。
さらに、フラットメイトの一人は寮から実家に帰るし(ウイルス関連で外出できなくなる前に、とのことらしい)、韓国からの留学生の友達は国境閉鎖に備えて来週木曜日帰るらしい。
曰く、韓国の方が状況は悪いかもしれないが、国境が封鎖されるという噂もあるんよとのこと。初耳なんですが???まじかよ。
さっき冷静さを見失わないようにとか書いてたけど、、、ちょっとビビる。。。
強制帰国は本当に嫌だし、もしそうなったら今まで買い込んだ大量の日本食材を短期間に食べ切れるのかというまた別の問題も発生する(平和な悩みだけど本当に困る)。
イギリスってコロナウイルス対策の方向性ちょっと違うよね…?
って思う。
他の国は国境閉じたり人の集まる集会を禁止したりしているけれど、イギリスはそういった対策がなされてない気がする。
手洗いうがいをしっかりしようとかは言われてるけど。
これを読む感じ、ウイルスを封じ込めできるフェーズは過ぎてるから、こうなったらみんなウイルス感染を緩やかに続けて免疫つけましょう!って感じだ。
理論は理解できるけれど。
なんかこの考え方、イギリスっぽい?笑
「確かに人道的に少し問題はあるかもだけど合理的に考えてこう!」って決める感じが私の中のイギリス像だ。
でも、もしこれで感染者が爆発的に増える→日本の外務省が渡航注意レベルを2に設定する→強制帰国になったら悲しいな…
まあこれのおかげで大好きなミュージカルもまだまだ見れるんですけどね。私先週二回ミュージカル観にいったし、会場も埋まってた。みんな伝染することに恐怖を持ってないんだろうか??
私の個人的な予想では、これから2週間くらいでイギリスの感染者は爆発的に増えていって、日本からの渡航制限とかかかってしまうんじゃなかろうか。
果たしてジョンソンさんの決定が吉と出るか凶と出るか。
神のみぞ知る。
9:00PM 15th March 2020 寮にて