徒然SOAS交換留学Diary

2019年8月末〜2020年7月までのSOAS交換留学の内容と、旅行だとか生活だとかを共有する(予定の)ブログです!

The Best of West Endで昇天した話 (前編)

久しぶりのブログ更新となりました。

今日はロンドンでのミュージカルイベント、The Best of West Endに行ってきたので、その記憶が途絶えないうちに覚えていることを全部書き留めていこうと思います。

今でも魂が半分くらい飛んでいってるくらい素晴らしく良くて凄かったです(語彙力)。

 

 

The Best of West Endとは何ぞや

まずこれなんやねんって話ですが、年に一回ロンドンのRoyal Alber Hallで行われる、

超豪華ミュージカル俳優・女優たちに彼らの超有名なミュージカル十八番ナンバーを歌ってもらおう!

と言う夢のような企画です。

West EndについてはWikipedia先生によると…

エスト・エンド (West End) はイギリスの首都ロンドンにおける地区。行政、商業、文化施設などが集中している。劇場や歌劇場なども多く、ニューヨークブロードウェイと対照させ、ロンドンのミュージカルをウエスト・エンドと称することもある。

 Wikipediaより

ja.wikipedia.org

らしいです。

 

今回私のお目当ては、留学来てから大ファンになったRamin Karimlooさん。

とにかく生で声を聞きたい!と言うことで「Ramin Karimloo  LIVE 2020」で検索してヒットしたのがコレだったので、昨年10月くらいにチケットとってずっと楽しみにしてました。

 

そして

最高でした。

泣いた。

全私が泣いた。

 

と言うわけで、感想が書ききれないのでセットリストの前編を集中して振り返っていきたいと思います。

 

 今回の席

今回は、舞台から見て右側の前から12列目の真ん中寄りの端っこの席。

見えるかな、ちゃんと聞こえるかなとか心配してたけど、、、杞憂でした。

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めっちゃ近いや〜〜ん!何?今日私死ぬの?もしかして幸せすぎて死んじゃう日なの??前世でどんな徳を積んでここに来れてるの???

めっちゃ近い。(真顔)

なーんにも障害物がない中で真っ直ぐ歌手さんたちを見れる幸せよ。

Royal Albert Hallは初めていったけど、すっごく大きく感じた。ロンドンの劇場は全部コンパクトなイメージだったから、その後に見たら余計にデカく感じる。

 

前編

セットリスト

The Greatest Showmanより

 1. The Greatest Show

 2. Never Enough

Everybody's Talking About Jamieより

 3. And You Don't Even Know It

 4. Wall In My Head

Mamma Mia!より

 5. The Winner Takes It All

Dear Evan Hansenより

 6. Waving Through a Window

 7. Only Us

Jesus Christ Superstarより

 8. Superstar

Love Never Diesより

 9. Till I Hear You Sing

Showboatより

 10. Ol' Man River

Waitressより

 11. She Used To Be Mine

Dreamgirlsより

 12. And I Am Telling You

 

ミュージカル大好きと言っても全部の曲を知ってるわけじゃないし、所々記憶が飛んでるところもあるので、感想がないのもあります。

 

1, 2. The Greatest Showmanからの2曲

19時半になり、いよいよ始まるぜ〜って司会が入る。

司会は(私の記憶が正しければ)Ben Haenowさん(だったはず)。彼は本日5曲に歌う歌手でもあるから、本当に大変な役回りだっただろうな…。今回のコンサートはBBC放送されてるよ〜録音するぜ〜いえーい!って言って始まった。

The Greatest Showmanの始まりは、バックコーラスから始まるけど、スポットライト当たった瞬間に何人か子供たちが立ち上がり忘れてて、「おっとっと???」って感じだった。笑

でも、そんな不安も消し飛ばすように、本日出演の歌手さんたちが次々に出てきて…ついに生Raminさん!!!!私はここで一度涙ぐみました。笑

ひやー始まるんだ〜うわーRaminって本当にこの世に存在するんだ〜うわーBen Forsterさんと仲良さそう〜〜と言う謎の感動に包まれてるうちに終わってしまい、すぐにNever Enoughへ。

Lauren Samuelsさんが歌ってくれたけど、とにかく可愛い。綺麗、美しい。

彼女はこの後もLet it Go やTake me Or Leave Meとかで、私の心を鷲掴みにしてきます。

ほっそ、どっからそんな声出てくるんや〜はえ〜〜って言ってるうちに終わってしまった。。。

 

3,4. Everybody's Talking About Jamieからの2曲

私はこのミュージカル知らなかったんですが、開演前に調べたところ、高校生のJamieが周りの声にとらわれず、自らの夢であるドラァグクイーンを目指していくと言うストーリー。

いや絶対感動するやつやん。

何で私知らなかったんだあああああああああああああ。

一番最初の曲はノリノリ、僕の考えてることなんて君たちにはわかんないんだろうね!って自信たっぷりに歌い上げるLayton Williamsさん。

超素敵だった。。。

キラッキラな衣装とブーツ、帽子をかぶった彼から目が離せなかった。コミカルに動いて、コーラスとの掛け合いも楽しくて、知らない曲なのにめちゃくちゃ楽しかった。。

2曲目は打って変わってバラードっぽいしっとりしたもの。このギャップがめちゃくちゃ素敵で、うわーこのミュージカル絶対見にいきたいな〜って思わされました。

 

5. Mamma Mia! より

なんと私、先週の木曜日にMamma Mia!を見にいったばっかり。Mazz Murrayさんは現役のMamma Mia!のDonna役(いっちゃん歌う曲多い主役)なので、つまりこの人の歌を聞くのは2回目なんですが…ほんま歌が。。。素敵……!

そして、人一倍身振り手振りが多い気がした笑。毎日シアターで歌ってる曲だから、いつもの癖とかあるのかな。

The Winner~~~~takes it Alllllllll~~~って最後に歌っていくところがあるけれど、もうずっと私の口空いてました。まあ、この公演中大半口は開きっぱなしなんですけど!!

この方、めちゃくちゃ若いってわけじゃない。調べたら今年で46歳。言ってみたらおばさんだけど、めちゃくちゃカッケえええええおばさん。私もこんな人になりたいな…って思いながらうっとりしてました。最高!!

 

6,7. Dear Ever Hansenより2曲

このミュージカルも知らない。でも、一曲目はラミンのアルバムに入ってて聞いたことがあったので、気持ちよ〜く聞くことができた。やっぱり知ってると感じ方とか全然違う。

それにしても、これを歌ってくれたMathew Crokeさんの歌声の純粋さよ…。彼、顔もめちゃくちゃ可愛くてホンッッッッットに今日ファンになりました。いや〜やばいですね、もう拍手しながら、「うっわーかわいい…」って言っちゃってたもん私。

このミュージカル、対人恐怖症の高校生Ever Hansenが主人公で、現代のSNS社会の現状とかをうまく取り入れた秀逸なあらすじらしく…いや見にいきてえな。

どんどん気になるミュージカルが増えてくよ。

Waving Through the Window と言うこの曲、メロディーめちゃくちゃ綺麗なんだけど、歌詞はすごく切なくてますます好きになってしまった。

Only UsはMathewとLauren(おそらくそうだった、パンフに書いてないので自信ない…)が歌ってくれたけど、ああ〜美しい二人が歌っておるよ…とうっとりしておりました。

手繋いでるし〜!すごくお互いに語り合う感じに歌ってくれるんだもん、もう…歌詞なんもわからんけど、なんかキュンキュンしちゃった。笑

 

8. Superstar

これも知らない曲。ただ、すっごく興味深いな〜て思いながら楽しんで聞けた。

このミュージカル、なんとイエスキリストが十字架にかけられて死ぬまでの7日間を描いたものらしい。ロック調で。

本当にノリノリの曲なのだ。ガチ宗教に関わってる演目で、ガチロック調なのだ。

おもろいな〜って思いながら…うわ、これ終わったらRaminのTill I hear You sing来ちゃうやんこれ、毎日聴いてるやつやん、これ。

 

9, 10. Raminさんのターン!

そしてここから、私の怒涛の死ぬかもしれないゾーンがやってきます。

Till I Hear You SingはLove Never Diesと言うミュージカルのいっちゃんはじめの曲。オペラ座の怪人の続きとして同じ作曲家Andrew Lloyd Webberが手掛けたミュージカル。ただ、ストーリーがあまりにもファントム寄りで好みは人によりけり。

でも、この最初のファントムの歌はホンッッッットに素敵なのだ。未練たらたら、「クリスティーンんんん!!!やっぱり僕は諦められないんだあああああああ」と、オイオイ前作であんなに涙を誘う別れをしたくせに何言うとんねんって歌やけど、メロディーも歌詞もめちゃくちゃ熱烈で、やっぱりファントムはこうよなあああってなってしまう。

ちなみに、私もRamin が歌うのを聞くまで日本に帰れない〜〜I cannot go home till i hear you sing~~って思ってた。笑

いやほんとね、よかったです。CD音源流れてくるわ〜って感じだった。この感想がいいのかどうかわかんないけど。欲を言えば、もうちょっとドーンと音量あっても良かったかなあ。。。

 

She used to be mineは、ラミンの出番一個終わっちゃった〜って魂抜けてました。笑

あと、Waitressあらすじ知らんのよ…。

 

12. And I am Telling you...前半のトリ!!

この曲、ミュージカルは知らなかったけど、gleeと言うアメリカのドラマでカバーされててすごく好きだったけど、、、生で聞くとめちゃくちゃ感動する。

Marisha Wallaceさんはパワー系歌手枠って感じだったけど、どーーん!!って音が向かってくるような迫力と、これでもか!!って気持ちがこもってて、最後はスタンディングオベーション

私もフラフラしてしまった。

 

アッッッと言う間に前半終了

こんな感じで、もう息してる間に前半が終了してしまった。

司会のBenが、はーい休憩ですよ〜僕たちにとってはハーフタイムですけどね〜って笑かしてくれて、そっか、私たちはただお酒飲んだりお喋りしたりする時間だけど、舞台裏では緊張や疲れと戦う歌手の方々がいるんやなあ。。。ってありがたく思った。

人が頑張ってる姿に私たちは元気をもらうんだなって。

そのあと、豪華なバーカウンターに嬉しくなってロゼワインを購入、ほろ酔いで後半戦に臨みます!!!

 

次回予告

□ え、涙めっちゃ出てくるんですけど…!!

□ あ、死ぬ……(昇天)

□ まだ勝負は終わらない!ドキドキ!Stage Dooring!!

の三本立てでお送りします(と言いながら全演目の感想書くんですけど)

 

 

2:06AM 10th March 2020  寮にて