オペラ座の怪人が良すぎて昇天した話
私がロンドンで絶対やりたいと思っていたこと…その一つが、
Her Majesty's Theatreでのオペラ座の怪人観劇です!!!
中学生の時に家で2008年の映画versionを見てその音楽と哀しいストーリーの虜となり、絶対にこのミュージカルを見たい!!!と思っていたのですが、まさか本場ロンドンでの観劇が叶うなんて…夢みたい〜〜!!!
先週の日曜日から母がロンドンに遊びに来ていて、今日は旅行のハイライトということでオペラ座の怪人を観劇、無事(?)昇天したので、今回はチケット入手から感想についてまで書きたいと思います。
本当は母と二人で回った場所について全て日記形式でブログにしたためようと思っていたのですが、あまりにも公演が良すぎたのでオペラ座の怪人だけフライングして記録しておきます。笑
まじよかった、生きててよかったって感じでした。
ストーリーのネタバレ等含むかもしれませんので、もし気にする方がいらっしゃったら感想は飛ばしてください!(とても有名なお話なので既に知っている人も多いかもしれませんが…)
というわけで今回のお品書き!
Her Majesty 's Theatreって?
いろんな劇団が上演しているのかと思いきや、観劇できるのはHer Majesty's Theatreです。ずーっとこの演目を続けている、オペラ座の怪人をみるためのTheatreって感じですね!1986年からずっと上映してるみたいです。
バッキンガム宮殿の近くにあり、まさに「Her Majesty's Theatre(女王陛下の劇場)」にふさわしい立地と歴史を兼ね備えてます。
予約はこちらのサイトからしました。
チケットはメールでPDFを送ってもらうか、住所に紙のチケットを送ってもらうかで選べます。サイトを覗くだけでワックワクしますね!笑
lwtheatres.co.uk
中の様子は…?
「中は意外にちっちゃい」と他の方のブログで拝見していたので驚きはしませんでしたが、確かにこぢんまりとしている印象を受けました。
ただ、赤い絨毯が敷かれていたり小さいながらもバルコニーがあったり、ミュージカルみに来てるな〜〜って実感はめちゃめちゃ湧きます。笑
中に入るときはイギリスお馴染みのカバンの中チェックを通して入り、会場につながる階段を登る前は紙のチケットまたはケータイの画面に出したチケット画像を見せてバーコードを読み取ってもらってから中に入りました。
休憩中の飲み物とトイレ事情
観劇の間には少し休憩時間があり、みんなワインを飲んだりトイレに行ったり、グッズを買ったり思い思いに過ごしています。
劇が始まる前に飲み物をPre-orderしておくと、前もってお金を払う代わりに休憩時間が始まった瞬間から飲み物が準備されています。
ちなみに、トイレは混みます、特に1階と2階の間の踊り場にあるトイレはよく混んでいました。
- 上演前にお手洗いを済ませておく
- 行きたくなったら休憩時間が始まってすぐに行く
- 混んでいたら地下のトイレに行く(まだ空いてます)
がオススメです!
感想!!!
感想を書き始めると永久に書いていられるので(マジです)、まとめます。笑
シビれポイント①:音の迫力!!!
Her Majesty's Theatreはこぢんまりしていると前述しましたが、それ故に音の迫力が凄いです。オーケストラは決して大人数ではないはずなのに、会場全体が響いて圧倒されます。
あと、生歌。生歌!!!!!(大事なことなので2回言いました。笑)
特にファントムの時に力強く、時にしっとりとした優しい声は最高でした。クリスティーヌがうっとりしちゃうのもわかる。これは例え怪しくてもついて行きたくなる。笑笑
シビれポイント②:演技に惹き込まれる!!!
私は2008年公開の映画をよく見ていたので、どうしてもそれと比べて演技を見てしまうのですが、今回の舞台のファントムからは「音楽への才能と情熱、そしてクリスティーヌへの愛」が強烈に感じられて、恋が実らなかった時の哀れさが凄まじかったです。セリフや音楽が同じでも、演出や演技によってこんなに受ける印象が違うんだ!!と驚きでした。
また、映画では顔がアップになって表情がわかったりするけれど、舞台では遠くの人からもわかるように体全体で感情を爆発させないといけない。映画も劇も、それぞれの良さがあるなと両方の魅力を再認識しました。
シビれポイント③:各キャラクターの魅力
ファントムは本当に歌声がよかった…いや皆お美しいのですが…あと、仕草がいちいちエロティックで色っぽくて素敵でしたね〜〜笑
人によっては気持ち悪さとの紙一重なのかもしれませんが、私はめちゃくちゃ楽しんで見てました。いいぞ〜もっとやれ〜って感じです。笑
今日のラストは彼があまりにも不憫で哀れで悲しくて、号泣でした。最後の舞台挨拶では笑顔を見せてくれたので嬉しかったです。笑(ちなみにパンフレットを買ったのですが、ファントム役の演者さんはめちゃくちゃイケメンで、ファントムの醜いメイクをしてしまうのが勿体無いな〜って思っちゃいました。笑)
クリスティーヌは前半のソロでの見せ場が多いのですが、初めて生歌聞いて感動しました。すっごい綺麗。あと、ラウルとキャッキャウフフするシーンが可愛い。笑
ラウルは若いな〜初々しいな〜って感じです。映画のラウルはやわらか〜く歌う印象でしたが、今日のラウルは力強くて、また違う素敵さでした。あと、クリスティーヌとキャッキャウフフするシーンが可愛い(二回目)。
メグも可愛かった。クリスティーヌと一緒にデュエットするときのイギリス英語がめちゃくちゃ好きなのですが、CDで聞いていた通りでしたね!!!最高!!!可愛い!!!!
カルロッタは作中で歌が下手という設定ですが、そんなことはありません。舞台では何度も重要なミックスアップに混じりますし、彼女のクセがありながらも伸びやかな高音はこの作品に無くてはならないものだと思います。全然恨めない、素敵なキャラクターでした。好き。笑
劇場の支配人二人組もカルロッタと同じく重要な登場人物。二人で一緒に歌うシーンが多くて揃えるの大変じゃないかな?と思うのですが、素晴らしかったです。
特に書きたかったのはこの辺でしょうか。
シビれポイント④:舞台転換の面白さ
これは何も書かないでおきます。笑
なぜなら、ネタバレになってしまうから!!!!!
ストーリーをぜーんぶ知っていても、「あ、そうやって舞台を使うのか!!面白い!!」って思う瞬間がたくさんあって楽しかったですね。最高でした。乾杯!!!
最後に
こんな素敵なとこの近くに住んでるって、改めてすごいなって思いました。
めちゃくちゃ楽しかったです。また行きます。
レ・ミゼラブルやマンマミーアも見に行きたいな。
0:53AM 24th November 2019 母と共に泊まっているB&Bの一室にて
オペラ座の怪人めちゃ好きですけど、やっぱり見た後は切なくなりますよね…
誰か一緒に語りたい。笑